「新女王」候補は荻野、松井、宮脇か=上位争い激しく、AKB48選抜総選挙

 今年で10回目を迎えた「AKB48選抜総選挙」の開票イベントが、16日に名古屋市のナゴヤドームで開催される。投票開始
から2日目の得票数をまとめた「速報」では、NGT48の荻野由佳が昨年に続いて1位となった。昨年、3連覇を果たした指原莉
乃は出馬せず、候補者の中に歴代女王がいない今年の総選挙。速報の結果などに基づき、その動向を展望すると−。

 今年の総選挙には、AKB48と姉妹グループのメンバーら計339人が立候補。AKB48の53枚目のシングル表題曲を歌う
選抜メンバー16人をはじめ、計100人が投票で選出される。今回は海外姉妹グループも立候補でき、BNK48(タイ)、TP
E48(台湾)からもメンバーが参加している。

 昨年、「最後」と宣言して出馬した指原は、今年は立候補しなかった。前回2位で、2014年に1位になった渡辺麻友は卒業し
、人気メンバーの柏木由紀と山本彩は2年連続で不参加を決めた。

 先月30日に発表された速報では、荻野が2年連続で1位になり、昨年を上回る5万9000票余りを獲得した。前回の総選挙を
契機にNGT48の「顔」になり、AKB48のシングル選抜メンバーに定着した荻野。今年も支持基盤の厚さを見せつけた格好だ


 一方、昨年と同じく2位の松井珠理奈は、約2万票の差で荻野に続いた。人気も実力もある松井は昨年、速報の約3万4600票
から、最終的に11万票台まで伸ばして3位になった。今回、所属するSKE48の地元・名古屋での開票イベントで、念願だった
女王の座に就くことを目指している。

 速報3位につけたのは宮脇咲良で、ユーチューブ上にアップされた「アピールコメント」では「博多(指原)が3年間守り抜いた
『旗』は私が引き継ぎたい」と宣言。4位の岡田奈々、5位の須田亜香里も1位を目標に掲げて総選挙に臨んでいる。いずれも新女
王候補といえるだろう。

 速報の段階での16強の顔触れは、SKE48が最多の5人、AKB48とNGT48が各4人、HKT48が3人だった。得票
数を見ると、7位の太野彩香から22位の本間日陽までが1万票台で競り合っている。速報では出遅れ気味だった高柳明音や古畑奈
和、白間美瑠、吉田朱里、圏外の惣田紗莉渚ら、昨年16強に入ったメンバーは最終的に票を伸ばすことが予想され、激しい上位争
いが見込まれる。

 近年の総選挙では80位までのメンバーが発表されていたが、今年は100位までに拡大された。初めて名前が呼ばれる若手や、
海外姉妹グループのメンバーらの顔触れや順位にもファンの関心が集まりそうだ
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018061000426&;g=etm
http://www.jiji.com/news/kiji_photos/0180610en50_p.jpg

荻野由佳
http://img-mdpr.freetls.fastly.net/article/J3yH/nm/J3yHxvxoTuVZlwTyNp-6CSVBrycjfh4LmVZdftE_u6Y.jpg
松井珠理奈
http://galaxysokuhou.net/wp-content/uploads/2017/08/jurina01-e1503022738386.jpg
宮脇咲良
http://news.walkerplus.com/article/147602/837405_615.jpg