■あの人はいま 元NEWSの手越祐也さん(50歳)

2038年紅白歌合戦。 とりを務める柏木ユキさんの娘率いるニンニクガールズを
TVで見つめる男がいた。
30歳で将来を嘱望されながら未成年者との飲酒トラブルによって
表舞台から姿消すことになった手越祐也さんは今……

「あの頃は若かったですね(笑)」若き日を回想する手越祐也は、どこか寂しげだ。
「未だに当時の夢を見ることがあるんですよ。金髪で
 手当たり次第女性をてごめにしていく夢を」

幼少期にジャニーズの一員になり、「金髪くそ野郎」として女性を食いまくり
加藤鷹2世を目指した。代表作がAKBとの流出写真と大きな期待に答えた。
しかし未成年少女とのトラブルで人気は低迷。責任取る形でひっそりと姿を消した。
今は親子丼専門店を営む傍ら、地元のスナックで歌のレッスンコーチをつとめている。

●暖簾の屋号の文字は今でも親交のある人の手によるものだ。
「いらっしゃい」。「金の親子丼」の金色の暖簾をくぐって店内に入ると、
金色のタオルを頭に巻いた手越さんの元気な声に迎えられた。

「開店に合わせてスポーツ紙やテレビでも取り上げてもらった。
おかげで、地方から足を運んでくださるお客さんが多かったのはうれしかったですね」

●とはいえ、その分、プレッシャーも大きかったという。
「親子丼好きは飛行機に乗って本場まで食べ歩きに出かける時代でしょ。
ボクが修業した群馬の人気店『人妻親子丼』の親子丼は危険な風味が特徴だから、
多くの人にはモノ足りないようなんです。
それで怒られちゃったこともあるけど、それも修業のうち。我慢、我慢です」

●「あの文春砲さえ無ければって…歯がゆいですけど」。「自覚が足りない」と
辛辣な批判も浴びた。「今はもう芸能界に未練はありません。今度は、親子丼で素敵な女性を狙いますよ(笑)」

(写真)親子丼を食べる手越さん