日本大アメリカンフットボール部の悪質タックル問題で、関東学生アメフト連盟は13日、東京都内で定例理事会を開き、日大アメフト部のチーム再建案などを審査する検証委員会の設置を承認した。メンバーは今後決め、6月中に検証委を立ち上げる予定。

 関東大学リーグ1部に所属する各大学の監督らは第三者のみで検証委をつくることを要望している。連盟の森本啓司専務理事は「上部団体やXリーグにも声をかけて、いろんな知識を集めたい。競技と関わりのない方にも入ってもらった方がいいと思う」と話した。

 連盟は5月末の臨時理事会で、チームに2018年度シーズン終了まで公式試合の出場資格停止処分を科した。再発防止策の実施、組織改革の断行が処分解除の条件となっており、再発の危険性がないと検証委が認めれば、理事会の承認を得て解除が決まる。日大は近く連盟に再建案を提出する予定。

 また、9月に開幕する予定の関東大学リーグの日程は、処分解除の可能性があるため、日大を入れて作ることが報告された。選手登録が締め切られるのは7月末としている。

6/13(水) 22:40配信 朝日新聞デジタル
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