日本の10番の“復活”を自分のことにように喜んだ。MF香川真司(ドルトムント)の1ゴール2アシストの活躍で4-2で勝利したパラグアイ戦から一夜明けた13日、日本代表DF長友佑都(ガラタサライ)は試合後に宿舎内のプールで香川とクールダウンしながら2人で話をしたことを明かした。

「点を取ってくれてうれしかったし、自信を持ってW杯を迎えてほしいのもあった」。左足首痛で2月から長期離脱を強いられた香川は5月12日のリーグ最終節に途中出場し、実戦復帰。5月30日のガーナ戦(0-2)、今月8日のスイス戦(0-2)にも途中出場していたが、先発はパラグアイ戦が2月10日のハンブルガーSV戦以来、約4か月ぶりだった。

 長友は「ケガをしてドルトムントで(試合に)出ていない中で代表に合流して、彼自身、ポジティブに考えていたけど、顔が冴えていないなと、10年間一緒にプレーしてきた自分は感じていた」と明かす。その胸中を察していたからこそ、「点を取ったときの彼の笑顔、試合が終わったあとの笑顔を見てうれしかったし、このままW杯に行ってほしいなと思った」と、吹っ切れたような香川の姿が素直にうれしかった。

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