サッカー日本代表は13日、事前合宿地のゼーフェルト(オーストリア)からベースキャンプ地のカザン(ロシア)へ向けて出発した。宿舎出発前に報道陣に対応し、DF長友佑都(ガラタサライ)が3大会目のW杯にかける意気込みを改めて語った。「これまで感じたことのないくらい強い想いがあるし、4年前のW杯であれだけ悔しい思いをして、4年間ひきずってきたまでじゃないけど、ずっとキズは残ってたんで、どうしてもこのW杯で成功したいっていう思いが誰よりも強いのかなと思っている」。その思いは自分の中で持っている言葉には変えられないとした。

 さらにロシアW杯初戦(19日)で対戦するコロンビア(サランスク)は、前回大会最終戦で1―4と大敗した相手。「ズタズタにされて蹴散らされたんでね。最後に。お前らそんなんじゃ世界で通用しねえよって。ボクシングで言えば、パンチを入れられて失神して倒れているくらいのレベルの試合だったと思う」と悔しさを感じている。それだけに、「この4年間どういう思いで過ごしてきたかは彼らにはわからないから。その強い思いをピッチでぶつけたい」この4年間の様々な経験をピッチの上で披露することを誓った。

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