ワールドカップ(W杯)ロシア大会もいよいよ開幕が迫り、米ESPN電子版では解説者や記者ら9人が、優勝国、得点王、ダークホース、MVPなどを予想した。

 まず優勝国だが、ブラジル4人、スペイン2人、フランス2人、ドイツ1人とまずは順当な感じの予想となった。

 続いては得点王。ネイマール(ブラジル)を3人が、グリーズマン(フランス)を2人が予想。他にはスアレス(ウルグアイ)、ガブリエルジェズス(ブラジル)、メッシ(アルゼンチン)、ベルナー(ドイツ)の名前が挙がった。MVPの予想もネイマールら同じような顔ぶれだった。

 日本人サポーターにとって気になるのがダークホース。筆者も「もしや日本が入っているかも」と思いながら読み進めていくと…なんと日本の名前はなく、代わりに日本と同じH組のセネガル、コロンビアをそれぞれ3人が推していた!

 日本の名前は各組1位の予想はおろか、各組2位の中にも入っておらず、どこかで多少なりとも名前の挙がっていたH組のコロンビア、セネガル、ポーランドとは対照的だった。

 思い起こせば昨年12月のW杯ロシア大会組み合わせ抽選会。F組とH組のあと2枠を残し、決まっていないのは韓国と日本だけという状況になった。ここで筆者は必死に日本がH組に入ることを願った。

 F組に入ってドイツ、メキシコ、スウェーデンと戦うのだけは絶対に避けてほしかったからだ。申し訳ないが、韓国がF組に決まった瞬間、「韓国は死の組か…終わったな」とまで思ってしまった(失礼!)。しかし世界の人たちから見れば、日本も韓国も同じくらい勝ち目がないらしい。

 もうこうなったら実力で見返すしかない。幸い、海外の一般的なファンは日本人以上に判官びいきの傾向にあり、「弱い」と思われている国が良いプレーを披露すると一気に応援に傾くことが予想される。日本代表の選手たちにはそういう活躍を期待したい。

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