[モスクワ 12日 ロイター] - サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会の開幕が14日に迫った。大会の盛り上がりを決める重要な初戦は、開催国とサウジアラビアの対決で、モスクワのルジニキ・スタジアムで行われる。

国際サッカー連盟(FIFA)のランキングではロシアが70位、サウジアラビアが67位と、参加32カ国のうち下から2チームの対戦になる。

ロシアは直前の国際親善試合でオーストリアに敗れ、トルコとは引き分けた。スタニスラフ・チェルチェソフ監督は守備的なチームを再建しようと試みてきたが、経験豊富な主力選手らのけがもあり、確たる成果を見せられないまま開幕を迎えることになった。トルコ戦後に「我々は進歩を遂げており、重要なのは自分たち自身を信じること。我々には、ファンの信頼が必要だ」と述べた。

ロシアは2008年の欧州選手権では準決勝進出を果たしたが、14年のW杯ブラジル大会では印象を残せずに敗退。W杯では、ソビエト連邦時代にさかのぼる30年以上ぶりの1次リーグ突破を目指している。A組にはほかにウルグアイとエジプトが入っている。

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