26年W杯は史上初の3か国共催…13日の総会で決定確実
6/13(水) 6:02配信
スポーツ報知

2026年W杯3か国共催を目指す米国、カナダ、メキシコ
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2026年W杯の開催地は13日、モスクワで行われる国際サッカー連盟(FIFA)の総会で各加盟協会の投票によって決まる。
米国、カナダ、メキシコの3か国共催とモロッコの一騎打ちだが、FIFA関係者によると初の3か国共催になることが12日、確実になった。
同大会は出場チーム数が現行の32から48に拡大することが濃厚で、試合数も64から80に増える。

関係者は「全然、米国(とメキシコ・カナダの共催地)の方がいい」と明かした。今年4月にFIFAが立候補施設などを訪れ、報告書を提出。
インフラやコスト面など9項目を採点し、合計500点満点で共催案が402・8点、モロッコが274・9点だった。
20項目の運営リスクも分析し、共催案は17項目が低リスクであるのに対し、モロッコは競技場、宿泊、輸送が高リスクと指摘された。
共催案は23の候補都市全てに競技場があり、この中から16か所に絞り込む。
一方、14会場を候補に挙げるモロッコには既存の施設が5か所しかなく、いずれも改修が必要。残りの9会場は今後新設する。

5度目の立候補となるモロッコは北アフリカ初のW杯、銃犯罪が少ないなどの治安面をアピールしている。
だが出場チームの拡大を考えると宿舎や練習場、移動などの交通アクセス、ファンの受け入れやインフラなどは北中米の方が整っている。

2か国での共催は2002年日韓大会があるが、3か国の共催なら史上初。
メキシコは1970、86年、米国は94年に開催実績があり、カナダは男子のW杯開催は初(女子W杯は15年に開催)となる。
94年米国大会では時差や移動の問題もあったが、関係者は「ある程度は仕方がないと思う」と見解を述べた。
決勝トーナメントの大部分はほぼ米国で開催される模様だ。

◆共催3か国のサッカー事情 メキシコは7大会連続16度目のW杯出場。米国は14年ブラジル大会まで7大会連続出場するなど10度。
カナダの出場は86年メキシコ大会の1度のみ。各国のリーグ戦は、MLS(メジャーリーグ・サッカー)に米国から20クラブ、カナダから3クラブが参戦。
元スウェーデン代表FWイブラヒモビッチ(LAギャラクシー)、元スペイン代表FWビジャ(NYシティ)らが所属。メキシコはリーガMX。
18クラブから構成され、日本代表MF本田圭佑(パチューカ)、元メキシコ代表MFマルケスらがプレーしている。

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