そんな全編に学生運動の匂いが満ちてるわけじゃなかったよ
学生運動にしても、既に過ぎ去った時代として捉えてるわけで
今聴いても時代錯誤な感じはしない
過去に書かれて、書かれた当時の世相を描いた文学でも
今読んでも古びていない作品と、当時の状況の中でしか通用せず
忘れられていく作品とがある(例えば、前者は大江健三郎で校舎は石原慎太郎)

「高校教師」のテーマ曲に採用されて遅すぎたブレイクを果たしたのは
むしろ時代の呪縛から解放されたからじゃないだろうか