6asPgD3x0

コイツ、知ったかぶりしてうざったいな

森田童子が音楽活動をしていた頃、ほとんどの一般人は森田童子なんて知らねえよ
少なくとも自分はテレビに出演したのなんて見たことないし、ラジオ出演なんて聞いたこともない
今みたいにインターネットがあったわけでもないし、ビデオデッキなんてものも市販されてない
リアルタイムで体験しない人には存在しなかったこととほぼ同じだった

聞きたい音楽をラジオからカセットデッキで録音できなければ、レコード(CDではない)を買うのが当たり前だった
自分は、引退前にレンタルレコード屋の「友&愛」でLPジャケットを見て、何だか気になって借りてみたのが森田童子初体験だった
さだまさしが暗いと言われていた当時、そのさだまさしを好きな友達からも森田童子の音楽は暗いと言われたのはよく覚えている

引退まで毎年のようにレコードを出し続けたとか指摘しているけど、3作とライブ盤を出した後に最初のレコード会社との契約が切られている
レコード会社の社員だって、契約したミュージシャンのレコードが売れるようにメディアに働きかけるのは当たり前のこと
でも期待したほど売れないから契約を切られた
次のレコード会社からも3作品とベスト盤しか出させてもらえなかった
年1枚のペースとかいうけど、新作は結局6枚だけ
売れなかったから、ライブハウスとかテントでしかコンサートができなかった

それに木森敏之って誰?
そいつが森田童子のファーストアルバムに関わった1970年代半ばにどれだけ有名で偉かったのか知らんが、それが何なんだよ?
そいつが関わってもまったく話題にすらならなかった仕事なんて腐る程あるだろうに

自分の森田童子の印象は、超マイナーな歌手だから、今、こうやって森田童子のスレが続くことに驚きを感じる
60代ならばだいぶ印象が違うのかもしれないけど
時代を超越した魅力があったのは確かだし、世代を超えて受け入れられているのもうれしい