小林麻耶、麻央さん死去からまもなく1年 輸血の大切さ語る「尊いもの」
2018年6月12日 21:25 スポニチ Sponichi Annex 芸能
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献血推進イベント「LOVE in Action Meeting」で妹の麻央さんに触れ、目を潤ませる小林麻耶(撮影・窪田 祐介)
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「LOVE in Action Meeting(LIVE)」の司会を務めた小林麻耶
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フリーアナウンサーの小林麻耶(38)が12日、東京国際フォーラムで行われた日本赤十字社主催の献血啓発イベント「LOVE in ActionMeeting(LIVE)」に参加し、司会を務めた。

今年で9回目となる同イベントは献血推進プロジェクトの一環として開催。若年層の献血率がこの10年間で35パーセント減少した現状を踏まえ、アーティストのライブやトークで献血の需要性を呼びかける。

今回はロックバンドのandrop、アイドルグループの私立恵比寿中学、BiSHの3組がパフォーマンスし、会場を盛り上げた。

麻耶は司会者として笑顔いっぱいでイベントを進行していたが、昨年6月22日に亡くなった妹でフリーアナウンサーの小林麻央さん(享年34)さんの話になると、天真爛漫な表情から一変、瞳をうるませた。

「去年の『LOVE in Action Meeting』の時は妹は生きていた。今年はもう、いなくなってしまいました。妹がいなくなってしまったことで、何があるかわからないんだなと心の底からわかりました。命があることは本当にすごいことだと感じました」と声を震わせながら語った。

生前、麻央さんの輸血の様子について「真っ青だった顔がみるみるうちにピンク色になって笑顔まで戻ってくるんです」と明かし、「輸血というのは輸血を受けた患者さんだけじゃなくて、家族も笑顔にしてくれる尊いものだと感じた」といい、
「妹は幾度も幾度も輸血によって命が繋がりましたが、いまはいません。だけど、もしあの時輸血がなかったら、私たちはその時間を過ごすことはなかった。もっと短かった。私は献血の大切さ、感謝の気持ちを代弁者として伝えている。献血してくださったみなさま、本当にありがとうございました」と感謝を述べた。