釣り竿でルアーロッドだと、穂先をティップ、手元をバットって呼ぶ。
ティップが腕でバットが足?(ついでに真ん中部分はベリーって呼んで腰にあたる?)
んで、ロッドの区別として、硬さ(HとかMとかLと表記される)とアクション(どこが良く曲がるか?
で先調子とか胴調子、手元調子と分かれる)の2つがあり、これが個々のピッチャーの特徴
によく似ている。(あのピッチャーはどこどこが柔らかいとか、どこどこが強いとか)
まぁ、この話は置いといて。。。
ただひとつ言えることは、強いティップ(腕)を備えていると、必ずバット(足)も強い必要がある。
なぜか?ルアーを投げたときに、ティップの振れを受け止められずに、ブレが収束しない。
昔習った弦の固有振動か反射のようにロッドの中をいつまでも行ったり来たりする。
んで、ルアーロッドの場合はカーボン繊維だけど、人体の場合は筋肉繊維で、こんな衝撃の波
が起こらないように、筋肉で吸収する必要がある。(「リリース」という動作)
だから、強い腕の振りの力を吸収(リリース)するには、強い足の力がいる。
それがないと、衝撃波が体の中を駆け巡る。波なので打ち消し合ったときはいいけど、
増幅したときは倍の力がかかる。そして、弦を見たらわかるけど、反射する点は海の波だと
防波堤、バイオリンだと弦の端、人間だと関節(つまり筋肉の接合部(じん帯))、つまり、じん帯に
強い衝撃波の力がかかる。それで痛める。
だから、張本とか野村、広岡の言うように、地面に近い部分(右足)から順番にバックスウィング(「リード」)
して、地面に近い部分(左足)から順番にフォワードスウィング(「リリース」)する必要がある。
鳥が羽ばたく様子を見ているとそうなっている。(羽根の根本から動かしている。奴らは始祖鳥の
頃から何億年かけて自然淘汰されているからね。)
人間は投げる動作や走る動作に淘汰圧がかかってないから意識的にやる必要がある。