6月9日〜10日の国内映画ランキング(全国週末興行成績・興行通信社提供)が発表された。
第71回カンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドール受賞後という絶好のタイミングで公開された「万引き家族」が、
見事首位デビューを飾った。作品は、「三度目の殺人」「そして父になる」の是枝裕和監督が、
家族ぐるみで軽犯罪を重ねる一家の姿を通して、人と人とのつながりを描いたヒューマンドラマ。
6月8日より全国334スクリーンで公開され、土日2日間で動員35万人、興収4億4500万円を記録した。
これは昨年公開され、最終興収14.6億円をあげた是枝監督の前作「三度目の殺人」の興収比190.9%。
13年に公開され、最終興収32億円をあげた「そして父になる」の興収比142.1%の成績。
先行上映2日間を含む5日間では動員61万人、興収7億7000万円をあげており、
興収30億円超えが期待できる好スタートを切った。