0001鉄チーズ烏 ★
2018/06/07(木) 06:47:55.68ID:CAP_USER9内田氏がこの家に戻らなくなったのは、5月23日のこと。この日、ようやく開いた“紛糾”記者会見で醜態を晒した後、そのまま車で、神田駿河台にある日本大学病院に入っていったのである。
「後に日大は、内田さんが入院したことを明らかにしました」
と言うのは、さる全国紙の社会部デスク。
「理由は“心身の疲労が著しい”というもの。しかし、疲労だけなら、家で静養していればよいでしょ。入院の必要はない。要は、マスコミの手を逃れるための“逃亡”入院ですよ」
疑惑がかけられた時、追及を逃れるために“病気”と称して入院する――政治家がよく使う手口だが、彼の場合は、より手が込んでいる。その「シェルター」が日大の附属病院であるがゆえに、常務理事の彼は、どんな便宜でも遠慮なく受けられる立場にあるのだ。
■スイートルームのような…
病院の関係者が言う。
「うちの病院でVIPが入る部屋は3室あります。低い順に言えば、1日6万4800円の『SC』室、8万6400円の『SB』室。そして、もっともグレードが高いのは、10万8千円の『SA』室です」
このうち、SA室は、最上階の11階奥にある。浴室、トイレはもちろん、リクライニングチェア、ソファーベッド、液晶テレビなどを完備している。
関係者が続ける。
「SAは、ドアを開けると、手前に革張りのソファーが置かれた6畳くらいの応接室がある。ここでお見舞いに来た人と歓談するんです。その奥がベッドのある病室。ここはバス・トイレ付の8畳程度の部屋です。床にはふかふかの絨毯が敷かれていて、まるでホテルのスイートルームのような雰囲気ですね」
部屋からは、西に神田川の流れ、東の丸の内の高層ビル群が一望に。食事も、
「基本は病院食ですが、婦長と交渉すれば、外から取ることができます」(同)
と言うから、夜は夜景を横目にディナーなんてこともできなくはないのである。
もちろん、東大や慶応、聖路加病院などのVIPルームと比べれば見劣りはするものの、この病院が内田氏にとって、周りは「部下」ばかりの快適空間であることは間違いないのだ。
この内田氏を、
「男の風上にも置けませんね」
と難じるのは、作家で『男の品格』の著者・川北義則氏だ。
「日大病院は逃げ込むには格好の場所でしょう。彼はまるで、母鳥の巣に鳴きながら帰っていく雛鳥。それくらい小さな人間なんですよ」
確かに実名、顔出しで記者会見に応じた“実行犯”宮川泰介選手の気概と比べ、内田氏の「逃亡」は実に対照的に映るが、
「スポーツとは、正々堂々ルールに則って勝ち負けを決めるものでしょう。潔く過ちを認めないと。その点、宮川君の方がよっぽどスポーツマンらしくて男らしかった。正直、日本の大人はここまで劣化したのかと嘆かわしい限り……」(同)
「教育者」の正体みたり、卑怯者。
特集「『内田監督』は永久追放! 『日大』の断末魔」より
週刊新潮 2018年6月7日号掲載
https://www.dailyshincho.jp/article/2018/06070557/?all=1