リーグ・アンのナントが元日本代表指揮官、ヴァイッド・ハリルホジッチの招へいに近づいているようだ。『Goal』の取材でわかった。

ハリルホジッチは4月に日本代表の監督を電撃解任。「コミュニケーション不足」や「信頼関係の欠如」など不可解な理由とともに職を解かれた。その後、本人の口から「いくつものオファーが届いている」ことが明らかとなったが、新天地はどこになるのかはわかっていなかった。そんな折、かつて選手として活躍した古巣ナントが候補に挙がっている。

ナントは5月にクラウディオ・ラニエリ監督が退任。まだ誰が来シーズンの指揮を執るかは決まっていない。そのため、ヴァルダマー・キタ会長はハリルホジッチをリストアップし、4日の朝に直接顔を合わせて会談を行ったという。20分ほどのミーティングはポジティブなものになり、フランス復帰に近づいているようだ。

なお、フランス紙『レキップ』は、元ドルトムントのピーター・ボス、リヨンを率いた経験などを持つポール・ル・グエンなどが他の候補者になると伝えている。

ハリルホジッチは選手としてナントでは1981年から86年までプレーし、リーグ戦163試合で93ゴールをマーク。フランスで立場を築くきっかけとなったクラブでもある。そんな愛するクラブで監督キャリアを再び始めることになるのか、注目が集まるところだ。

goal 6/5(火) 11:21配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180605-00000006-goal-socc