■本田は好き勝手にウロウロ

 セットプレーになると「オレ様の出番!」と胸を張り、他選手にキッカーを譲るそぶりも見せなかった本田は、主戦場の右サイドから左サイドに移ったり、
本人が希望しているトップ下でプレーしてみたり。好き勝手にウロウロした揚げ句、チームに何のメリットももたらさなかった。

FW本田についてメキシコ五輪得点王・釜本邦茂氏が言う。

「あるイベントで『コンディション的には10年南アW杯のときよりも、14年ブラジルW杯のときよりも良く、経験を積み重ねているという意味では最高の状態でW杯に臨めると思っている』とコメントしていましたが、
ドリブルで相手を抜けるわけでもなく、パスを受けて好展開を見せるわけでもなく、前後半に1回ずつあった決定機も生かせなかった。
最高の状態で臨んだこの日のガーナ戦であの程度のパフォーマンスしか見せられない本田を西野ジャパンの戦力としてカウントする必要はないと言わざるを得ない」