日大アメリカンフットボール部の守備選手による悪質な反則問題で、関東学生アメリカンフットボール連盟所属の1部リーグ監督会は30日、
都内で臨時会議を行い、29日に同連盟の臨時理事会が下した日大への処分を受けて対応を協議。会議後の会見では、日大が設置する第三者委員会の
再発防止策など学内の対応を待ってから試合拒否の解除をするか検討すると発表した。

 監督会は24日に日大の指導体制や再発防止策が納得いくものでなければ、8月下旬開幕予定の秋の公式戦で対戦を拒否する方針を固めていた。

 この日の会見には日大以外の代表者16人が出席。日大に進路が確定している高校生については「救済措置を検討している」と説明した。
監督会ではAO入試や推薦などで日大進学予定の高校生の受け入れができる学校がないか確認したという。特に日大付属校の生徒は日大に進学する選手が
大半で、日大以外の大学とのパイプが弱いため、監督会として救済措置を検討しているとした。

スポニチ
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<関東学生アメリカンフットボール1部リーグ・臨時監督会>臨時会後、会見する大山議長(右から3人目)=撮影・村上 大輔
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