内田前監督 井上前コーチ除名処分 日大アメフト問題で関東学連
5月29日 21時04分 NHKニュース
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180529/k10011457471000.html

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日本大学アメリカンフットボール部の選手が重大な反則行為をした問題で、試合を主催した関東学生アメリカンフットボール連盟は29日、臨時の理事会を開き、日大の内田正人前監督と井上奨前コーチについて反則行為を指示したことなどを理由に最も重い「除名」とする処分を決めました。
今月6日に行われた日大と関西学院大学の定期戦で日大の選手が後ろからタックルする重大な反則行為をして全治3週間のケガを負わせました。

試合を主催した関東学生連盟は規律委員会を設置し、「反則行為を指示された」とする日大の選手だけでなく、「意図的に指示はしていない」とする内田前監督などから直接、聞き取りをして事実関係の調査を進めてきました。

規律委員会は29日、都内で開かれた理事会で、日大の内田前監督と井上前コーチを「除名」、森琢ヘッドコーチを「資格の剥奪」、反則行為をした選手とチームについては「今年度シーズン終了までの公式試合の出場資格停止」とする処分案を提案し、理事会はこれらの処分案を承認しました。

「除名」は事実上の永久追放に相当する最も重い処分で、理事会での決定のあと各チームの代表が集まる総会の承認が必要となります。

規律委員会では反則行為に至った事実関係の判断を行い、2人を「除名」処分とした理由について「悪質なタックル行為は指示があってやったものだと認定した。選手本人は『やらない選択肢がなかった』と話していて、そういう状況に追い込み、かつ、相手選手をケガさせるような指示をしたことは許されない」と説明しました。

一方、反則行為をした選手への処分については規律委員会との面談で再発の危険が払拭(ふっしょく)されたことが確認できたことなどを条件に、またチームについては抜本的なチーム改革を断行することなどを条件に処分は解除されるとしました。

選手への処分について「反則行為をやったのは本人であり、どんな圧力があっても許されることではない。ただ、謝罪会見を開き、社会的な制裁を受けたのではないかと思う」と説明しました。
内田前監督 大学の実質ナンバー2
内田正人前監督は62歳。日本大学を卒業後、母校に就職してアメリカンフットボール部のコーチを務め、2003年には監督に就任しました。
選手の育成に定評があり、関東学生アメリカンフットボール連盟の強化委員を務めた経験もあります。
2015年に一度退任しましたが、去年監督に復帰し、復帰1年目で学生日本一を決める甲子園ボウルでチームを27年ぶりの優勝に導きました。

内田前監督は大学では人事担当の常務理事も務め、大学の関係者によりますと「大学では理事長に次ぐ実質ナンバー2に当たり、理事長から最も信頼されている人物」とされていました。

しかし、今回の問題を受けて、今月19日にアメリカンフットボール部の監督を辞任し、常務理事についても一時的に職務を停止しています。
井上奨前コーチとは
井上奨前コーチは、日本大学アメリカンフットボール部内に13人いるコーチの1人で、ディフェンスラインを担当していました。

井上前コーチは、大学の付属校で都内にある日大豊山高校のアメリカンフットボール部で以前、監督を務めており、今回、反則行為をした選手を2年生と3年生の時に指導していました。

井上前コーチは今回の問題を受けて、アメリカンフットボール部のコーチを辞任していました。

(中略)

■日大「受け止め真摯に対応」

日本大学のアメリカンフットボール部は、内田正人前監督や井上奨前コーチなどを除名にするなどの処分を関東学生連盟が決定したことについて「連盟の裁定を重く受け止め、真摯に対応させていただきたい。今回の事案の反省のもとに早急に具体的な改善策を策定、実行し、二度とこのような事案が起こらないように不退転の覚悟で進めていきたい。反則行為をした選手の一日も早い復帰、並びに、チームの活動の再開をお許しいただけるように部を一新して誠心誠意努めてまいります」とコメントを出しました。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)


★1がたった時間:2018/05/29(火) 20:18:16.29

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