【アメリカンフットボール】<日大アメフト部コーチ陣>
「声明文」出す選手たちに恐怖の脅し 

一方の関学は「宮川選手を救いたい」

再発防止策として、すべてのコーチの退陣要求などが盛り込められているという。

コーチたち「声明文出したら自分たちの首しめるぞ」
ゲストとしてスタジオに招かれた大阪学院大アメフト部総監督の郄野元秀氏
は「もし(この内容が)真実だとしたら、部員たちはコーチたち全員がこの
件に関与していると知っているということ。かなり重い内容です」と話す。

また、この声明文を出すにあたり、コーチ陣の妨害があったというから驚きだ。

選手たちが声明文を出すためのミーティングをしていると、突然(井上コーチ
とは別の)コーチが弁護士とともに現れ、「声明文を出すと自分たちの首をし
めることになるぞ」と発言。別の日には隣の部屋にコーチがほぼ全員集まり、
ミーティング中の選手たちを6時間ずっと「監視」していたという。まったく
「怖い」「異常」としかいいようがない。

一方、負傷した関学大のクオーターバックや関学大の対応は対照的だ。

負傷した関学大の選手は、ケガをさせた宮川泰介選手に対し「かわいそうだ。
心苦しく感じた」と同情。「もう自分にはフットボールをする資格がない」と
いう宮川選手に対し、「それは違う。フットボール選手として戻ってグラウン
ドでルール内で正々堂々と勝負したい」と話しているという。

関学側は宮川選手の入部を考えている?
また、関学大の小野宏ディレクターは、宮川選手に対し「困っているなら支援で
きるところは支援していく」と話している。郄野氏は「本人が希望するなら、
関学大に転入させることも考えているのではないか。宮川君を救うなら、フッ
トボールで救うしかない。関学の器なら『自分たちと一緒にフットボールして
出直そう』と手を差し伸べる可能性はある」と話す。