https://dot.asahi.com/dot/2018052500023.html?page=2
「内田前監督は学校の人事を握っている。選手の中には将来、教員として日大
の関連の学校でとの思いの選手もいる。就職に関しても、内田前監督からにら
まれて、就職担当者を通じて『あの学生はダメだ』とひとこと、企業側の耳
に届くともうアウト。アメフトを続けることはまず無理」(現役選手)

https://dot.asahi.com/dot/2018052300098.html?page=2
「アメフトは闘技で、技術論よりもケンカが強いほうが勝つ」。その教えを
受け継いだのが篠竹氏の後任監督の内田前監督

「日大田中英壽理事長の独裁体制で、その下にいるナンバー2の内田常務理事
が日大グループ12万人の人事権を握っています。その本人が関わる問題とあ
っては、とても一般職員が勝手に動けるような雰囲気ではありません」

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180523-00000068-sasahi-spo&;p=1
タックル指示を認めない日大にクレーム殺到 「退部者が続出で廃部も」と選手

宮川選手と同級生の日大の現役選手がこう話す。

「会見をテレビで見ていて、涙が止まらなかった。宮川をさらし者のようにし
ていて、かわいそうでなりません。宮川が言うように、日大のアメフト部では
内田監督イコール法律みたいな感じで、絶対的な存在。だから、内田監督から
直接、話をされることはまずありません。大抵、コーチを通じて話がありま
す。けど、コーチの話ぶりでそれが内田監督の意向によるものか、コーチが
独断で言っているのか、だいたいわかります」

 宮川選手は記者会見で、内田監督から直接、「日本代表にいっちゃダメだ
よ」と伝えられ、理由を確認できずに「わかりました」と答えたと話していた。

 この点からもいかに内田監督の存在が絶大かよくわかる。

「練習で叱られ、日本代表に行けないと宮川はすごいショックだったようで
す。おまけに練習からも外され、学校の授業まで出なくていいとまで言われて
いた。『俺、どうすればいいのか』とすごく追い込まれ、沈痛な表情をしてい
たのを今も覚えています」

「相手がちょっとしたラフプレーをしたら『やられたらやり返す』『怪我なん
て関係ない、潰すんだ』と日常茶飯事のように言っていますよ」

「どうやったら相手を潰せる、怪我させることができるのか、井上コーチか
ら教えてもらった」

日大の選手らによると、今シーズン、試合に出ることは難しいという。

「下手すれば、おそらく廃部じゃないですか? 退部者が続出しています。もう半
分近い選手がやめたも同然って感じになっている。ただ、やめると宮川を見捨て
たみたいになるので自分は宮川が退部届けを出してから、辞めるつもりです。
これまで日大のアメフト部では、コーチの理不尽な暴行がありました。ちょっ
としたミスで、気合が足りないとボコボコに殴られる。それを法的手段で訴え
て、宮川の援護をしようという声もあります。こういう暴力的な体質が今回の
危険タックルの根底にあったと思う」(日大の現役選手)

 日大のアメフト部の愛称は「フェニックス」(不死鳥)だ。だが、前代未
聞の不祥事で、伝統にピリオドを打たざるを得ないのか?