フランシス・アステンティエフ(死因:低体温症、脳浮腫)
https://i.imgur.com/rRFHBjy.png
1998年に夫のセルゲイとともにエベレストに登っていたが、はぐれてしまい、互いに探し回ったが、再会はかなわなかった。
ふたりの登山者に発見されたとき、フランシスはまだ生きていた。
彼女は置いていかないでくれと頼んだが、ふたりにはどうすることもできなかった。
フランシスとセルゲイは共に遺体で見つかった(セルゲイは1年後に発見された。おそらくは滑落死と思われる)。

ハネロア・シュマッツ(死因:低体温症、疲労)
https://i.imgur.com/lKnW7C8.png
1979年に低体温症と疲労で亡くなったドイツ人クライマー。彼女はエベレストで死んだ最初の女性となった。
ザックに寄りかかって休憩していたと思われ、このような変わった形に体が支えられた遺体が見つかった。
エベレストでは、休憩中に亡くなることはよくあるようだ。眠りに落ちて、そのまま二度と目覚めなかったのだ。

ツワング・パルジャー(死因:低体温症)
https://i.imgur.com/XeM5u7E.jpg
1996年に遭難死した。下山中にブリザードに巻き込まれ、低体温症で亡くなった。
彼の遺体はグリーンブーツとして知られ、おそらくエベレストでもっとも有名な遺体。

デイヴィッド・シャープ(死因:低体温症、疲労)
https://i.imgur.com/w7NY482.jpg
イギリスのクライマー。2006年にグリーンブーツの遺体近くで休んでいる間に凍死。
これ以上登頂できなくなった。
物議をかもしているのは、30人以上の登山者が登頂途中で彼のそばを通り過ぎ、まだ彼が生きていたことに気づいていることだ。
声をかけた者すらいるが、エベレストにおいて、ほかの者の命を救うためにできることはほとんどないといっていい。
他人を助けようとした結果、自分が死んでしまう可能性があるからだ。

スリヤ・シャー=クロルファイン(死因:疲労)
https://i.imgur.com/NrGcm77.jpg
2012年に登頂に成功し、25分間頂上で快挙を祝った後、下山し始めた。
最後は酸素不足で、極度の疲労から亡くなった。遺体は頂上から300メートル下で、カナダの国旗がかけられた状態で見つかった。

閲覧注意でおねがいします(´・ω・`)