日本大学のアメリカンフットボール部員による悪質タックル問題に絡み、負傷した関西学院大の選手に危害を加えるとのメッセージが、選手の周辺に届いていたことが25日、捜査関係者への取材で分かった。被害選手の父親の奥野康俊さんも自身のフェイスブックで明らかにした。大阪府警は脅迫などの疑いで調べている。

 捜査関係者やフェイスブックの記載によると、メッセージは「6月1日までに選手に危害を加える」との内容。情報を把握した府警が選手らに連絡し、注意を呼びかけたという。奥野さんは「許せない。やめてください」とつづっている。

 現時点で被害は確認されていないが、府警池田署は選手の自宅周辺のパトロールを強化した。今回の脅迫メッセージ以外にも、インターネット上では選手に危害を加える趣旨の書き込みが複数確認され、同署は通信記録などを調べる。

5/25(金) 15:54配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180525-00000565-san-soci