これを茶番と言わずして何とするか。五月二十一日、日本大学(田中英寿理事長)で学長選挙が行われた。
六十六人からなる推薦委員が集まり、学長候補者四名から新たな学長を投票で選んだ。
結果は現職の大塚吉兵衛第十三代総長・学長の再任となったが、得た得票数が六十二票という圧倒的勝利であった。

敗れた候補者の片山容一学部長(医学部)、出村克宣学部長(工学部)、加藤直人学部長(文理学部)にはそれぞれ一票、白票一だった。
果たして、これは選挙と言えるのだろうか。

選挙と謳っているが、信任投票といって過言ではない。尤も、信任されたのは再任した大塚吉兵衛学長ではなく、田中英寿理事長の現体制が信任されたといえる。



これ読むかぎり、理事長のあやつり人形だが反乱あるのか