エヴァートンに所属する元イングランド代表FWウェイン・ルーニーが、メジャーリーグ・サッカー(MLS)のDCユナイテッド移籍に向けた最終交渉に臨むようだ。同選手は23日にアメリカへ到着したという。イギリスメディア『スカイスポーツ』が同日付で報じた。

 報道によると、ルーニーはワシントンに到着したとのことで、DCユナイテッドの幹部と会談の場を設けるという。同クラブの本拠地であるアウディ・フィールドも訪れる予定となっているようだ。

 ルーニーは移籍に向けた最終交渉を行うとともに、メディカルチェックも受ける見通しとなっている模様。移籍金に関する合意にはまだ至っていないようだが、同選手の48時間に渡るアメリカ滞在中に交渉が成立する可能性が高いと報じている。

 今月10日付のイギリスメディア『BBC』は、ルーニーがDCユナイテッドへ移籍することで原則的合意に達し、移籍金1250万ポンド(約18億5000万円)でアメリカへ新天地を求めると報じていた。

 ルーニーは現在32歳。下部組織からエヴァートンでプレーし、2004年夏にマンチェスター・Uへ移籍した。そして昨年夏にエヴァートンへ復帰。今シーズンはプレミアリーグ全38試合中31試合に出場し、チームトップの10得点を挙げた。契約は来年夏まで残っているものの、チームでの役割に不満を抱いているとも報じられ、移籍が有力視されていた。

 国内でのプレーを続けてきたルーニーのMLS移籍決定が迫っている。新たなチャレンジに注目だ。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180524-00763421-soccerk-socc