ネリ、地元メキシコで復帰戦へ 米カリフォルニアでは試合認められず
2018年5月23日 12:58 スポニチ Sponichi Annex 格闘技
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ルイス・ネリ
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体重超過でボクシングのWBC世界バンタム級王座を剥奪されたルイス・ネリ(23=メキシコ)が6月9日、地元のメキシコ・ティファナで復帰戦を行うことが決まった。
ネリが契約するザンファー・プロモーションが22日、発表した。相手は昨年10月に勅使河原弘晶(輪島功一スポーツ)に10回TKO負けしているジェトロ・パブスタン(28=フィリピン)で、バンタム級10回戦で行われるという。

ネリは昨年8月15日に山中慎介(帝拳)に4回TKO勝ちしてWBC王座を獲得したが、ドーピング疑惑が判明。汚染肉が原因と主張して処分を免れたものの、3月1日の山中との再戦の前日計量で体重超過して王座を剥奪された。
実施された試合では山中に2回TKO勝ちしてデビューから戦績を26戦全勝(20KO)としたが、前日計量の1回目で2・3キロオーバーという悪質な体重超過に日本ボクシングコミッション(JBC)は日本での活動停止処分とし、事実上の永久追放となっていた。

当初、ネリの復帰戦は米カリフォルニア州で予定されていたが、現地コミッションが試合を認めなかったため会場がティファナに変更となった。