60年代、アメリカの保守的な田舎町。
超スポーツエリートでイケメンでボンボンのスウィード(ユアン・マクレガー)と
超ルックスエリートのドーン(ジェニファー・コネリー)は
娘の天使ちゃんメリー(ダコタ・ファニング)と幸せな家庭を築いていました。

メリーは吃音があるものの前向きで、それすらもチャームに変えてしまう様な
雰囲気です。ただ、彼女は思想も振る舞いもあまりにも純粋で、時に大人達を
困惑させます。ある日テレビでたまたま見た、チベットの僧侶の焼身自殺の
映像をきっかけに、彼女は完全に思想家のスイッチが入ります。
極左・反政府・黒人解放・革命…。

思春期、どうにも両親の手に負えなくなった彼女は、
平和な田舎町を震撼させる大事件と機を同じくして姿を消します。

【感想】
「この時代のアメリカを描くと反戦・平等主義者視点になりがちだけど、
  何の悪気もない中産階級の立場から見えるものがおもしろかった。」

ふむふむ。