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「アメフト続ける権利ない」

この選手は「試合があった1週間を通して監督とコーチ陣からのプレッシャーがあったにしろ、自分で正常な判断をするべきだった」と自身の行動を顧みました。

そして「アメリカンフットボールは高校の頃から始めたが、とても楽しいスポーツだなと思い、熱中していた。大学に入って厳しい環境に身を置くことになり、アメリカンフットボールがあまり好きではなくなってしまった」と話しました。

そのうえで、今後、競技を続けるかどうかについては「アメリカンフットボールを続けて行く権利はないと思っているし、この先続けるつもりはない」と話しました。
「被害届 出されて当然」
この問題でけがをした関西学院大の選手は警察に被害届を出し、21日会見したこの選手の父親は「息子になぜあのようなことをしたのか。真相を究明してほしい」と話しています。
これに対しては「(被害届は)出されてもしかたないと思う。相手の選手や家族にとっては当然のことだと思う」と話しました。

「真実明らかにすることが償いの第一歩」

記者会見の最後にこの選手は「真実を明らかにすることが償いの第一歩だと決意して、この陳述書を書きました」と話し、「私の行為によって大きなご迷惑をおかけした関係者の皆様に、改めて深くおわび申し上げます」と頭を下げて再び謝罪しました。
日大は24日までに学内の調査結果をまとめ関西学院大に回答する方針です。

試合を主催した関東学生連盟は弁護士などで構成する規律委員会が調査を進めています。
関東学生連盟は、その結果をもとに今月中にも臨時の理事会を開いてこの選手や内田前監督への処分が必要かどうか検討することにしています。

記事終わり