はっきり言って、青色LEDの顛末だって不愉快。
ノーベル賞に届いたのは、一握りだけど、学問の世界は、研究の積み重ね。
青色の前には、緑色、その前には橙色、赤色のLEDがあった。
ノーベル賞だけを特例扱いして、理系そのものへの冷遇は正当とする。
今では、理系の学問予算の90%以上をノーベル賞受賞者らの独裁で決めてしまい、
過去のノーベル賞から評価されない研究は、ただの趣味扱い。

知識の共有や助け合いが、特許や著作権や予算権限で踏み荒らされて、まるで、足の引っ張り合い。
科学は国境を越えて存在するのに、国家の戦争や企業のぼろ儲けに寄与した科学者だけが、
天にも昇る高評価、高待遇を受ける。

人類の理想を目指した社会科学を、企業間の陰謀や詐欺に使うなんて酷い。