『デッドプール2』は公開後の最初の週末に1億2500万ドルを稼いで、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』を超えて興収ランキングの首位に立った。
20世紀フォックスによるこの続編映画は、公開前に1億5000万ドルのオープニング成績を獲得すると推計されていたが、実際はその数字に届かなかった。
Deadlineによると、4500万ドル以上の興収が見積もられた土曜日には4050万ドルしか稼げず、週末を通しても1億2500万ドルの成績にとどまっているという。

それでも、『デッドプール2』はR指定映画として史上2位の初週末興収を誇っている。また、20世紀フォックスの映画としても北米で2番目に高いデビュー成績を獲得した。両方のランキングでも、最初の週末に1億3240万ドルを稼いだ初代『デッドプール』は現在1位をキープしている。木曜日の深夜上映では、『デッドプール2』が前作を超えて1860万ドルの興行成績を上げ、新記録となったが、その後の週末では前作に劣る興収となった。
ライアン・レイノルズが主演を務める『デッドプール2』は北米以外の81の市場で、合計1億7630万ドルの興収を獲得し、フォックスインターナショナルの映画として『X-MEN:フューチャー&パスト』を凌いで最高のオープニング成績となっている。
Deadlineによると、本作は北米以外の市場では『LOGAN/ローガン』を超えてR指定映画として史上最高の初週末興収を獲得したという。『デッドプール2』は現在、全世界の総興行成績は3億130万ドルとなっており、「3億500万ドルから3億5000万ドルまでの間」という事前の予測を下回っている。
日本では6月1日公開予定だが、観るかどうか迷っている人はIGNの『デッドプール2』レビュー(日本語)をチェックしよう。

  
一方、先週末に北米興収ランキングの2位となった『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』は、それ以外の市場では『ワイルド・スピード SKY MISSION』を凌駕して史上3位の総興行成績を獲得。北米も含めた全世界では18億ドルを稼いでおり、歴代4番目に高い興収(スーパーヒーロー映画に限ると史上1位)となっている。

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