朝日ですがいくつも証言が。


別の日大選手が証言「出たいのならQB壊してこいと」
https://digital.asahi.com/articles/ASL5K6JHWL5KUTQP03K.html

アメリカンフットボールの日大の守備選手が関学大との定期戦(6日、東京)でボールを
投げ終えた相手のクオーターバックに悪質なタックルをして負傷させた問題で、日大の選手
の一人が17日、朝日新聞の取材に応じ、「あれは監督の指示だった、とチームメートから
聞いた」と明かした。

また、別の選手は「試合に出たいならQB(クオーターバック)を壊してこいと言われたと、
守備選手本人から聞いた」と語った。

 チームメートから聞いたという選手は、内田正人監督の指導について「厳しい。監督は絶対
に逆らえない存在」と言い、悪質タックルをした守備選手については「(指示を守るため)
よく頑張ったと思った」と話した。

 関学大はこの日、日大から受け取った回答書を公表した。「指導者による指導と選手の受け
取り方に乖離(かいり)が起きていたことが問題の本質」とした日大の回答書について、その
選手は「指示があったことを前提に、大学は真実を話して欲しい。僕らは監督、コーチの駒では
ない」と語った。関学大への再回答で真実が語られなかった場合には退部する覚悟も決めているという。

 東京都世田谷区にある日大の練習場にはこの日、多くの報道陣が集まった。一部の選手たちが
午後4時ごろからキャッチボールをしたり、ランニングをしたりしたが、全体練習はなかった。

 ある選手は「タックルについて(内田)監督からの指示はあったのか」という質問に対して無言
でうなずいた。「責任を選手に押しつけられていて、不満を感じないか」という問いに対してもう
なずいたが、「しゃべるなと言われているので」と言葉少なだった。

 日大広報部は17日にも練習を再開するとしていたが、この日は10〜20人程度しか集まらず、
個人練習が中心。選手の一人は「しばらくはこういう感じが続くんじゃないですか」と話し、試合が
次々と中止されていることについて「試合をしたい気持ちはあります」などと語った。