アメリカンフットボールの関学大と日大の定期戦(6日)で日大選手による悪質な反則行為で負傷した関学大QBが高熱を出して、15、16日の練習を休んでいたことが17日、明らかになった。

 QBは試合後に右膝軟骨損傷で全治3週間とされていたが、足のしびれが取れないため14日に西宮市内の病院で検査を受け、「第2、第3腰椎棘間(きょくかん)靱帯損傷」と診断されていた。神経には影響はないとの診断だったが、関係者は「交通事故に遭ったのと一緒だから、いつむち打ちなどの症状が出るか分からない。楽観できない」と話した。

 日大は15日に反則行為に至った経緯などを記した文書を関学大に届けた。文書の中で「激しく行けと言ったが、けがをさせろとはいっていない」という趣旨の回答だったことが明らかになっている。

 関学大側はさらに態度を硬化させており、17日午後1時半から兵庫・西宮市内のキャンパス内で会見する。

2018年5月17日 11時31分
サンケイスポーツ
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