17日放送のフジテレビ系「とくダネ!」(月〜金曜・前8時)で新潟・小2女児殺害事件を報じたが、VTR中に遺族が発表したコメントでナレーションに誤りがあったとして、番組のエンディングで山崎夕貴アナウンサー(30)が読み直した。

 山崎アナは「今日放送した大桃珠生ちゃんの事件でVTR中にご家族のコメントをお伝えしましたが、ナレーションの読み方に一部誤りがありましたので改めてコメントを読まさせていただきます」と説明した。

 テロップでも表示された遺族のコメントは「私たち家族は、大切な存在である娘を今回の思いがけない出来事で失い、悲しみの中におります。この状況を受け止めることは難しく、また、犯人が捕まったとしても娘が戻ってくることはありません。今は、一日も早く地域の方々や私たち家族が穏やかな生活を取り戻せることを願うばかりです」だったが、ナレーションでは「思いがけない出来事」を「思いがけない事故」と読んでいた。

 こうした誤りを受け、山崎アナが改めて遺族の言葉を読み直した。小倉智昭キャスター(70)は「犯人が逮捕されたからといって、ご遺族の方が気持ちが少し楽になるかというと絶対にそんなことはないわけですよね。よく墓前に報告したいとか声を聞きますけどね、そんなに簡単なものじゃない複雑なんだろうなと思って。気持ちは、はかりしれませんよね」と話していた。

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