柚月裕子さん「孤狼の血」が実写映画公開で作品初&著者初のトップ10入り
2018年5月17日4時0分 スポーツ報知
http://www.hochi.co.jp/entertainment/20180516-OHT1T50161.html

孤狼の血
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広島を舞台に、警察、そして極道の世界を生き抜く男たちの狂熱を描いた映画「孤狼の血」(白石和彌監督)の同名原作小説が、21日付オリコン週間文庫ランキングで先週15位から9位にランクアップ。
作品初、および著者の柚月裕子さん(50)にとっても自身初のトップ10入りとなった。

映画は、俳優・役所広司(62)と松坂桃李(29)の出演で実写化し、12日より公開。
「暴力団対策法」成立直前の昭和63年の広島を舞台に、暴力団抗争に立ち向かう新米刑事とベテラン刑事の姿を描いたハードボイルドミステリーで“警察小説×仁義なき戦い”と称されている。

本作は、2015年8月に単行本で発売され、「2016年第69回 日本推理作家協会賞 長編及び連作短編集部門」を受賞したほか、「本の雑誌が選ぶ2015年度ベスト10」第2位、
「このミステリーがすごい!」(2016年度版)第3位、「第154回直木賞」にノミネートされた話題作の文庫。
4月16日付で14週ぶりのTOP100入りとなる71位に上昇して以降、週を追うごとに順位を上げ、映画公開週の今週5月21日付でついに初TOP10入りとなった。