ジーコが監督をした日本代表に対する世界からの目

ゲルシャコビッチ(ロシア代表コーチ)
「メンバーは4年前とほとんど同じなのに、今回はぜんぜんモチベーションを感じなかった。
2002年のチームならオーストラリアには勝っていただろうに」

ダリオ・シミッチ(クロアチア代表で1998、2002、2006の3度W杯出場、ミランでCL2回優勝)
1998年の日本代表との比較
「8年前のチームのほうがアグレッシブだったと思いますね。もっと強かったし、もっと熱かったし、もっと速かった。
準備も今回よりできていたと思います」

ギド・ブッフバルト(元浦和レッズ監督、元ドイツ代表、選手として1990W杯優勝)

「オーストラリア戦の敗北はジーコ1人の敗戦みたいなもの」

ベルゴミ(ご存知ミスターインテル。元イタリア代表・インテル主将。選手としてWC優勝。)
「ジーコにはもっと監督としての才能を 期待していたが…。ヒディンクの戦略を受け止め切れなかった」と切り捨てた。

ボバン(元ミラン・クロアチア代表)
「日本の崩壊はベンチから始まったと考えている。現役時代は有り余る程あった聡明さが、監督となったジーコには明らかに欠けていた。
なぜ、あの時、ジーコは的確な指示を出せなかったのか、
私には驚き以外の何物でもなかった。(中略)2002年のチームはもっと機敏で、アグレッシブだったはずだが…。 」

マシュノー(フランス人サッカージャーナリスト、日本代表はドーハの頃から取材)
「オーストラリア戦は間違いなくジーコの戦術ミスが日本を敗戦へと導いたんだ。
残念なことだが、ヒディンクの見事な戦術の前で、2人の監督の明と暗がくっきりと
浮かび上がったよ。」

バビド・ハリルホジッチ (元ディナモザグレブ監督、元コートジボアール代表監督、選手として元フランスリーグ得点王(2回)、元ユーゴスラヴィア代表)

「日韓、ドイツと2大会連続でW杯における日本の戦いぶりは見させてもらった。日本のチーム力は4年前よりも明らかに低下していた」