カーリングの場合だと
ここはダブルテイクアウトのチャンス、成功すればゲームを優位に進められる
でもその角度で狙って失敗すれば逆に相手に付け入るスキを与える
ではどうするか?狙うか?無難な作戦に切り替えるか?

狙ったところに必ず投げられるわけではない
でも駆け引きや戦術がないってのは全然違うよね?
そこで自分の力量を織り込むわけだよね?

ミスなくできなければ駆け引きや戦術は成り立たないってのは
スポーツの見方としては少し足りないね

でもたとえば野球の場合はケースってのが明確に判断しやすいんだよね
ノーアウト1塁だったら内野ゴロを打てばダブルプレーの危険がある一方で長打でないと点は入らない
送りバント成功してワンアウト2塁だったらワンヒットで得点のチャンス
こんなもんバカでも分かるしもちろん考える時間も与えられている

ところがサッカーの場合は鬼ごっこであり陣取り合戦でありかけっこであり球技であり
そしてそれは連綿と動いていて常に状況や人の配置や得点状況や残り時間は変わっていく
それを1vs1どころか11人vs11人でやっていてその中でチームのコンセプトは何なのか?自分の役割は何なのか?何をしなければならないかということを毎一瞬ごとに考え続けなければならない
しかもそれを監督の指示じゃなくて選手個人が判断しなくちゃいけないし共通意識にしなければならない、野球なんか話にならない奥の深さだよね
それを野球ファンはノリだけでやってると思いがちなんだけど、それは全然違うんだよね