野球が若者にも世界にも普及しない理由は、焼き豚が抗弁するような
かかる金の問題でもルールの問題でもない


・意味不明なアナクロ感
 スポーツ的に無意味なユニフォーム、丸刈り、暴力的指導と
 まともなアスリートなら敬遠する新興宗教感満載

・アスリートとしての不完全燃焼感
 ラジオ体操以下の消費カロリー、肉体接触の無いぬるさ、
 頭を使って考える局面の少なさ、どれも元気の余っている
 青少年には老人的で退屈かつイライラするものでしかない

・「世界」の無さ
 オリンピックや世界選手権がネットや衛星放送で簡単に見られる時代
 国内で完結するタイプのスポーツにはどうしても夢を見られない

・在日社会との関係
 ネット社会になってこれがバレたのも痛かった。
 嫌がる人はまだ嫌がるだろうからね。
 暴力団との癒着、賭博、麻薬などと並んで「ヤバい世界だ」という
 偏見を持たれた業界は、子を持つ親にはなんとしてもつらい

・稼げなさ
 今までは「それでもプロ野球は儲かるよ!」と言えたけれど、いまや
 平均年収1000万円以下、年金もなければ指導者としての未来もない
 早々に路頭に迷う世界とバレてしまっている。メジャーに行く自信の
 ない者にはとてもじゃないが近寄りたくない世界だ。