山口達也(46)の契約解除でメンバー4人になったTOKIO。いばらの道は続くが、5月2日の4人の緊急会見で最も存在感を放った松岡昌宏(41)の評価は、うなぎ上りだ。

「個人的な意見ですが、(山口の)甘えの根源がTOKIOだったとしたら、そんなTOKIOは1日も早くなくした方がいい」

 会見で激しい形相でそう語った松岡の“男気コメント”も「あいつらしい」ともっぱら。

「松岡は昔から、あまたいるジャニーズのタレントの中でも、ちょっと変わった雰囲気がありました。記者に対する気配りや、ストレートな物言いなど、記者の間での好感度は抜群でしたね」(テレビ誌ライター)

 男を上げた松岡が現在主演中のドラマ「家政夫のミタゾノ」第2シーズン(テレビ朝日=金曜夜11時15分)の評価も高い。

 ドラマは松岡扮する女装の“家政夫”三田園薫が、派遣された家をのぞき見し、そこに巣食う根深い“汚れ”をスッキリと解決していくというもの。市原悦子主演のテレ朝の往年の人気シリーズ「家政婦は見た!」が原型で、日本テレビがそれをもじった松嶋菜々子主演の「家政婦のミタ」を、テレ朝がもじり返した格好だ。

 テレビコラムニストの亀井徳明氏が言う。

「TOKIOの中でも“コワモテ”系の松岡の女装は、最初は違和感があって、ストーリーを邪魔するかのように思われましたが、堂々の演技で、今はなくてはならないキャラクターに。女装をバラエティー的な“おふざけ”に終わらせなかったのは、松岡の力量もあります」

 2016年10月期に放送された第1シーズンでは、松岡は「第6回コンフィデンスアワード・ドラマ賞」で主演男優賞に輝いている。作品賞をはじめ7部門中6部門を「逃げるは恥だが役に立つ」(TBS)が独占した中での受賞は、「松岡の演技力が高評価だった証です」(前出のテレビ誌ライター)。

 TOKIOの中で俳優として活躍している印象があるのは長瀬智也(39)だが、「もともとテレビ誌などの記者の中で、松岡の評価は長瀬にひけを取らないものがありました」と、前出の亀井氏がこう続ける。

「『サイコメトラーEIJI』(日本テレビ=97年)、『天国に一番近い男』(TBS=99年)、『マンハッタンラブストーリー』(TBS=03年)などでクセの強いキャラクターをそつなくこなし、それがドラマの世界に見事に溶け込んでいて、高い評価を受けていました。ドラマで女装をこなす一方で、会見で多くの人の心を動かした松岡の人間力は、いばらの道のTOKIOの救いになるかもしれません」

 根深い“汚れ”をスッキリと解決できるか。

2018年05月12日 09時26分 日刊ゲンダイDIGITAL
https://news.nifty.com/article/entame/gendai/12136-027339/

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