「優勝したい」「来年もここで」…札幌を愛するMFチャナティップのひたむきな願い
5/13(日) 21:03配信
ゲキサカ

札幌への愛着を口にしたMFチャナティップ(Kaoru WATANABE/GEKISAKA)
https://amd.c.yimg.jp/im_siggMcsOkF.iCW5R9IkrDOkIUg---x900-y675-q90-exp3h-pril/amd/20180513-01653782-gekisaka-000-3-view.jpg

[5.13 J1第14節 FC東京0-0札幌 味スタ]

母国タイで国民的な人気を誇る北海道コンサドーレ札幌MFチャナティップはFC東京戦の試合後、
「完全移籍して、来年もここでプレーしたい」と願いを口にした。好調のチームにいられる充実感だけでなく、札幌での生活全体に喜びを感じているようだ。

「タイのメッシ」の愛称で知られるチャナティップは昨年夏、ムアントン・ユナイテッドから札幌に期限付き移籍で加入。
タイ人初のJリーガーとなった。昨季は移籍当初から16試合に出場し、名声にふさわしいプレーを披露。
今季は期限付き移籍最終年度となる2年目のシーズンに臨んでいる。

「だんだんチームメートの信頼を得られて、たくさんボールが入っているから、良い決定機をつくれる」。
ここまで12試合に先発出場し、待望のJ初ゴールを含む3得点を記録。
これまでどおり「認められるようにハードワークして、良いところを見せないといけない」と努力を続けつつ、昨年以上に充実したシーズンを過ごしているようだ。

チームに馴染んでいるのはピッチ内だけではない。仲が良いというMF駒井善成が
「プライベートではお調子者で、みんなを明るくしてくれる」と話したように、フランクなキャラクターでもチームメートの支持を獲得。
駒井のインスタグラムでDF槙野智章の物真似を披露したり、地元テレビ番組で日本語などを披露したりする姿は、サポーターの心もがっちりとつかんでいる。

「自分にとって、札幌の人たちがあいさつしてくれたり、一緒に写真を撮ったりしてくれるのが本当にうれしい。可能なら来年は完全移籍して、ここに残りたいです」。
ピッチ上で良いプレーができているのは、クラブやホームタウンでの充実感があるからこそ。
中断期間中も個人トレーナーと練習に励むというひたむきな24歳は
「チームの調子は驚くことじゃないよ。これから優勝したい」とさらなる未来を見据えているようだ。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180513-01653782-gekisaka-socc