部員数だけの問題でもない、合同チーム1000のうち半分が野球部
これも簡単に流してはいけない話だと思う


https://mainichi.jp/articles/20180224/k00/00e/040/332000c
https://cdn.mainichi.jp/vol1/2018/02/24/20180224k0000e040318000p/8.jpg
部活動 中学の合同チーム1000超える


 単独の中学校では部員数が少ないため、複数校で練習や試合をしている部活動の合同チームが
全国で初めて1000を超えたことが、日本中学校体育連盟(中体連)の調査で明らかになった。
少子化に伴い、合同チームが中体連主催の全国大会に出場できるようになった
2002年度の330チームから15年で3倍以上に増えており、今後も同様の傾向が続くとみられる。

 中体連によると、昨年6月に全国1万426校を対象にアンケートしたところ、
合同チームは、1チームの選手数が多い団体競技を中心に12競技で1022に上った。
ほとんどが2校で構成するが、4校以上も34チームあった。
都道府県別では、郡部に生徒の少ない学校が多い北海道が126チームで最多で、東京61、大阪51と都市部が続いた。
学校数が多いことや、学校同士の距離が近く合同で活動しやすいことが理由とみられる。

 合同チームは、少子化で部員が減って単独では満足に練習ができず、
大会にも出場できない中学が増えたことを受け、1990年代から徐々に増加した。都道府県中体連が、
中体連主催の全国中学校体育大会の予選への出場を認めることはあったが、中体連は本大会出場を認めていなかった。

 部活動を巡っては、文部科学省が昨年12月にまとめた教員の働き方改革の緊急対策で、
大会主催者に対し、合同チームや地域のスポーツクラブも参加できるように規定を改めることを求めている。
中体連はスポーツクラブについて「現状は学校単位しか認められないが、今後検討したい」としている。


競技別の合同チーム数
441 軟式野球 ←←←
166 バレーボール
138 サッカー
136 ソフトボール 
57 バスケットボール
35 ラグビー