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2018年5月10日17時48分 スポーツ報知

 フジテレビの2018年3月期の決算報告会見が10日、東京・渋谷のNHKで行われた。

 同局の今期売上は前期比マイナス7・1%の2606億7700万円も営業利益は11・3%アップの44億8300万円、経常利益は同6・4%アップの48億2900万円と共に増益。減収も同局としては6年ぶりの増益となった。

 会見に出席した奥野木順二・執行役員財経局長は今期増益の理由について、「現場の経費見直し、特に番組制作費を前期882億から806億まで76億円落としたことが大きかったと思います」と返答。「視聴率はまだ下げ止まっていないが、4月期の番組は上がっていて、地方でも数字は上がっている。宮内(正喜)社長が発表したように(今年)10月期までの(3期の)セット改編で、さらに良くなっていくと見ている」と分析した。

 同局は平均視聴率で3位のTBSにも大きく引き離され、全日、プライム(午後7時〜11時)、ゴールデン(午後7時〜10時)3部門とも4位。特にプライム、ゴールデンでは5位のテレビ東京に、それぞれ1・1ポイント、0・8ポイントの僅差に迫られる不振だった。