0001江戸領内小仏蘭西藩 ★
2018/05/10(木) 10:10:42.85ID:CAP_USER92018年5月10日 05:30
https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2018/05/10/kiji/20180509s00005000280000c.html
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大器が目覚めの時を迎えた。3年ぶりに関脇に復帰した逸ノ城(25=湊部屋)が9日、時津風部屋で出稽古を行い横綱・白鵬(33=宮城野部屋)に4勝2敗と勝ち越した。
一時は197キロまで落ちた体重は225キロと自己最重量を更新。重いだけではなく相撲のうまさも光る。夏場所(13日初日、両国国技館)では大関獲りへの足固めを狙う。
17場所ぶりに関脇に返り咲いた逸ノ城が横綱・白鵬との三番稽古で好調をアピールした。幕内最重量225キロを生かして力強く寄り切るなど4勝2敗。「自信になる」と手応えを口にし、白鵬も「ただ重いだけじゃない。うまくなっている。立ち合いの圧力もある」と成長を認めた。白鵬との稽古以外には幕内・正代らと16番取り全勝だった。
幕下付け出しデビューから、昭和以降史上最速となる所要5場所で新関脇に昇進したのは4年前。以降は体重との闘いに悩まされて足踏みが続いた。当時の自己最重量を更新する214キロで迎えた16年初場所は2勝13敗。
デザート断ち、禁酒、菓子パン断ち…。同年に発症した腰痛の影響もあり昨年の夏場所では200キロを割った。それでも成績は伸びなかった。
再び体重が大台を超えた昨年秋場所からは4場所連続で勝ち越し。三役に復帰した先場所も9勝を挙げた。師匠の湊親方(元幕内・湊富士)は「勝てない原因は体重ではなかった」と説明し、現在の体重も「筋肉が増えた」と意に介さない。
8日に稽古を視察した舞の海秀平氏(元小結)は「相手をはじくようなかち上げと鋭い馬力」と太鼓判を押した。
関脇・栃ノ心の大関獲りに注目が集まるが、今場所は逸ノ城にとっても大関への足固めとなる。白鵬からは「(大関になると)言わなきゃいけない。そういう時期」とエールを送られた。
「前に、前にと意識しています」。一回り大きくなった怪物が主役候補に名乗りを上げた。