>>959 ミュージカルシーンを、作品内のそのほぼ全ての挿入において、
テーマと逆行させるという、いわば邪悪な演出をやったというのは、
それ以前にはなかったんだよ。なお、邪悪だからいけないと言いたいのではない。それこそ創作者としての個性でもあるしね。
誰も思いつかなかったとまでは言わないが、それを思いついても
それを実行して優れた作品に仕上げる事が出来るだろうとしての、確固たる意志での試行が今まで行われなかった。
それが「実現」してしまったからこそ、あのように高く評価されたのである。