ドーハの悲劇は、最後の失点が原因。武田のクロスは
遠因ではあるが、失点の直接原因ではない。勿論、
ラモスもしかり。

これ、すぐ後のJの試合で鹿島で現役だったジーコが、
模範解答示したじゃん。相手のコーナーキック蹴る直前に、
ジーコがコーナーの10ヤード以内に突っ込んで来て、時間
稼ぎ。ジーコはイエローカード貰うけど、相手が焦ってコー
ナー蹴りなおすけど、その直後にノーサイドで相手が猛抗議。
でもルール上問題はないので、鹿島の勝利。
(後の鹿島るの原点だったような気がする)

女子ワールドカップ決勝では、岩清水はレッドカード貰
って退場したが、本人が試合後言ってたように、あの
流れでシュート打たれてたら、多分入って負けてた。
あのレッドカードで、逆に相手が(日本はここまで抵抗
するのかと)焦り、流れが変わった。

つまり、カード覚悟で、ショートコーナーのクロスを止めれ
ば、最後の点にはつながらなかった。相手に切り返される前に、
タックルで倒してしまえばよかったんだよ。カード確実&相手の
フリーキックだろうが、直接狙える角度ではないし、時間も45分
過ぎるので、あそこでクロス上げられるよりは、失点する確率は
少なくなった。(勿論、決められた可能性は残るが)

あの、最後の失点のクロス&シュートに対してのディフェンダーと
キーパーは完全にノーチャンス。よって、あそこで失点=敗戦の直
接原因を防ぐ事が可能だった選手はただ1人。
つまり、最大の原因=戦犯は、ショートコーナーからクロスを上げ
させたカズだよ。

まあ、真犯人はこういう場には出て来れないよな。