北公次

"ジャニーは、「コーちゃん、がんばるんだよ。きっとスターになれるんだから
ね、きみは。ぼくも一生懸命応援するよ、そして、ジャニーズに負けないアイドルに
なるんだ」などと言いながら、北の身体をさすった。そして……。

「ジャニー喜多川さんの手がおれの男性器を優しくもみほぐし、巧みな手の動き
でおれの男根は意志に反して徐々に波うってくる。ジャニーさんがおれの首筋から頬
にかけて口をつけてくる。その間もずっと男根がまさぐられていく。これがホモとい
うやつなのか……」

ジャニーの行為はさらにエスカレートしていった。フォーリーブスのデビューを
挟んで、4年半、ほぼ毎日それが続いたという。北は断ることができなかった。それ
について、北はこう述べている。

「嫌ならばさっさと部屋から出てしまえばいい、何度そう思ったことか。しかし
東京で食いつなぎながらアイドルになるためには、ジャニー喜多川氏のもとで生活す
る以外に手段はなかった」

「つかみかけていたアイドルの座から引きずり降ろされないために、いやだいや
だと思っていても、夜の関係はやめなかった。ジャニーさんにかわいがられなくなっ
たら最後だとあのときの少年は必死に信じていたのだ」"

驚くべきことに、こうした男児への虐待は風評ではなく事実でして、すでに裁判でも認定されています。