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【報道】山口達也「メンバー」呼び ジャニーズへの忖度報道の原点
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0001ばーど ★
垢版 |
2018/04/29(日) 07:09:03.52ID:CAP_USER9
「山口メンバー」という言葉に違和感を覚えながら、女子高生への強制わいせつ容疑で書類送検されたTOKIOの山口達也(46)の騒動を見ている人も多いだろう。

 ○○メンバーは17年前に、稲垣吾郎が道路交通法違反と公務執行妨害で逮捕(不起訴)された時に「稲垣容疑者」「稲垣被疑者」と言わないようにするためにひねり出された呼び方。テレビをはじめとする多くのメディアによる「稲垣メンバー」の“大合唱”は失笑を買ったが、これは「忖度」と騒いでいるメディアのジャニーズ事務所への究極の“忖度報道”だった。

 当時、SMAPを擁するジャニーズ事務所は隆盛を誇り、芸能界における“1強”時代に向けてまい進中、盾突くことができない時代だ。稲垣の会見の時は、CULENを設立して元SMAPをマネジメントする飯島三智代表が仕切って睨みを利かせていた。飯島代表にしてみれば、「あの時と同じ手法?」という思いに違いない。

稲垣と山口を比べてみると……。

 稲垣は現行犯逮捕で逃亡の恐れがないことから2日後に釈放されたが、普通なら「容疑者」「被疑者」。一方の山口は逮捕はされず、相手と示談が成立、書類送検された後(起訴の可能性も低い)。山口とか山口さんと言うのも嫌か変だから「山口メンバー」になったのかもしれない。ただ、響きとしては逮捕された「稲垣メンバー」みたいな印象が強い。

 言ってみれば、SMAPの“置き土産”のメンバー呼ばわり。メディアの忖度は弱まったにせよ行き届いている点はかつてと同じか。

2018年4月29日
日刊ゲンダイ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/228211/1
0407名無しさん@恐縮です
垢版 |
2018/04/30(月) 10:05:05.99ID:fE9yDi6e0
2018-04-29
「山口メンバー」報道から振り返る、芸能人呼称の歴史 逮捕・書類送検で各社対応は?
https://www.bengo4.com/internet/n_7821/
メンバーといえば、2001年にSMAPの稲垣吾郎さんが駐車違反と公務執行妨害で現行犯逮捕(不起訴処分)された際、
「稲垣メンバー」と報道され、話題になったことが思い出される。
しかし、当時の一般紙は軒並み「容疑者」で伝えていた。弁護士ドットコムニュースは朝日・毎日・読売(朝毎読)三紙のデータベースを
検索。その結果、読売新聞では、逮捕や書類送検で芸能人の「メンバー」呼称は見当たらなかった。
一方、朝日新聞は2007年に、ロックバンドのボーカルが銃刀法違反容疑で書類送検(続報見当たらず、処分不明)された際、
「メンバー」という呼称を使用。毎日新聞は、2006年にお笑いコンビの一方が、強姦容疑で書類送検(不起訴処分)された際に
「元メンバー」を使っていた。
過去の新聞、雑誌から報道における芸能人の「呼称」の歴史を探ってみたい。

●「メンバー報道」は稲垣さんがきっかけ? テレビ局には抗議殺到
稲垣さんが逮捕されたとき、朝毎読はいずれも「容疑者」を使っている。総合週刊誌や女性週刊誌も「容疑者」か呼び捨てのどちらかだ。
問題はテレビだった。
「釈放されると同時に各ニュース番組は呼称を“稲垣容疑者”から“稲垣メンバー”への変更。つまり“容疑者”では強すぎるし、
かといって“さん”や“氏”もどうか? それじゃあ“SMAPのメンバー”ってことにしとこう、ってことに!!」(「週刊女性」2004年11月23日号)
逮捕されたとき、一般人であれば「容疑者」だ。「『メンバー』では公平性が保てない」と、テレビ各局に抗議が殺到したという。
稲垣さんの「メンバー」呼称について、「週刊ポスト」(2001年9月14日号)は、各局広報の次のようなコメントを紹介している。
「本人が釈放され、社会復帰への第一歩を踏み出したと認識したからです。ただ、容疑者という法的な側面があるのも事実なので
“さん”や“氏”は不適当と判断し、“メンバー”ということになりました」
「在宅捜査が決定した場合、肩書もしくは敬称をつけることになっているからです」
稲垣さんの報道をめぐっては、テレビ局が及び腰だったため、「恐縮です」の挨拶で知られる芸能レポーターの故・梨元勝さんが
朝のワイドショーの出演を拒否する事態もあった。

●「草gメンバー」実はあまり使われなかった?
一方、同じSMAPの草g剛さんが2009年、公園で裸になったとして公然わいせつで現行犯逮捕(不起訴処分)されたときはどうだったか。
実はこのとき、「メンバー」はあまり使われなかったようだ。

どうやら、このときテレビで逮捕時に「肩書・敬称」がつくことへの見直しがあったようだ。
0408407
垢版 |
2018/04/30(月) 10:05:23.13ID:fE9yDi6e0
●書類送検では微妙な呼称が続々「司会者」「所属タレント」
一方で、芸能人の書類送検に関しては、稲垣さん以来、微妙な呼称が増えたと見える。
たとえば、島田紳助さん(2011年に芸能界引退)が2004年、所属事務所の女性に怪我を負わせ、書類送検(略式起訴、罰金30万円)
されたとき。朝日新聞は次のような記事を掲載している。
「日本テレビは『島田紳助さん』、NHKは『吉本興業の島田紳助所属タレント』、テレビ朝日などは『島田紳助司会者』、
フジテレビは『島田紳助容疑者』とした」(同年11月15日)
各社への取材結果も書かれており、記事からは書類送検に際し、多くのテレビ局で「一般人は匿名」、「公人は肩書または敬称付き実名」
という基準が設けられていることが読み取れる。
一方、新聞に目を戻すと、島田さんのとき、朝毎読はいずれも「容疑者」を使っている。なお、共同通信加盟社では「島田タレント」という
表現が登場。翌年も別の芸能人が道交法違反で書類送検(不起訴処分)されたときに「タレント」を使っている。

●山口さん事件、読売は「容疑者」 性暴力関係では起訴見込めなくても使用例多し
今回の「山口メンバー」報道のポイントは、書類送検であることに加え、示談が成立してるので起訴される可能性はほとんどないという点だ。
市販されている共同通信の記者ハンドブックでは、書類送検で実名を出す際は「肩書・敬称」をつけるよう書かれている。
朝日新聞も基本は同じだが、社会的影響が大きいときは「容疑者」を使う場合があるとしている。
たとえば、ロック歌手の布袋寅泰さんが2007年、傷害容疑で書類送検(略式起訴、罰金30万円)されたとき、
朝毎読は「容疑者」を使っている。
一方、お笑いコンビ「どぶろっく」の江口直人さんが許可なくカミツキガメを飼育して書類送検(略式起訴、罰金30万円)された際は、
毎日・読売が「容疑者」とした一方、朝日は「さん」とした。
その点で行くと、今回の山口さんのケースでは、朝日・毎日が「メンバー」、読売が「容疑者」と見解が分かれている。
起訴の見込みが薄い書類送検事案で「容疑者」は珍しいケースと言えそうだ。
検索してみると、過去には冒頭で紹介したお笑いコンビの片割れのケースで、「元メンバー」とした毎日を除く、
朝日と読売が「容疑者」を使用。このほか、朝日新聞は2011年、あるお笑いタレントが準強姦容疑で書類送検(示談が成立しており不起訴
処分だったと見られる)された際に、「容疑者」を使っている。性暴力関係は起訴が見込めなくても、「容疑者」が使われることが多いようだ。
各社に実名報道や呼称の判断方法を聞いたところ、朝日は「事案の軽重や当事者の属性などを踏まえて」と回答。
毎日は「事件の内容を総合的に検討」、読売は「事案の内容や捜査当局の送検時の意見などを踏まえ」判断しているとのことだった。
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