J1札幌の元イングランド代表FWジェイが日本の問題点を指摘

低迷ハリル日本、元イングランド代表が問題点を指摘 「日本人は礼儀正しいから…」
サッカーは日本では“試合”、欧州では“戦争”、認識の違いが問題点に
https://the-ans.jp/news/21195/2/

ジェイ
「『日本人に転倒させられた時、彼らは謝罪し手を差し伸べてくれる』元イングランド代表ジェイ・ボスロイド」同局は、こう見出しをつけて特集している。
記事では「2015年から日本でプレーしているジェイは、尊重を重んじる国の文化がピッチにも反映していると言及した。
これは、欧州からやってきた選手たちをよく驚かせることだ」と伝え、日本人の美徳である相手への尊重、
礼儀正しさが試合中のピッチにも持ち込まれることに驚く外国人選手が多いという。

イングランドで12シーズン。イタリアやタイでもプレーしてきた35歳のジェイにとっても、
日本での体験は驚きの連続だったようだ。こうコメントしている。

「私が初めて来日した時、“さん”は“ミスター”という意味であると教えてくれた。
それがピッチの時でさえ、日本人選手が僕を転倒させたり蹴ってしまったりした際に
『ジェイさん、ごめんなさい』『すみません、ごめんなさい』、そう言って彼らは僕に手を差し伸べて起き上がらせてくれる」

「思うに、日本はサッカーを“試合”として認識しているんだろう。欧州やイングランドでは、サッカーは“生きるか死ぬか”だからね。
勝ち点を奪うためにはどんなことだってしなければならないんだ。もし仲の良い友達と対戦することになっても、一切口を利くことはない。
選手を蹴っても、ピッチに倒れたままその場を去る。相手を蹴落とし優位に立つことを試み続けるんだ」

日本人にとってサッカーはあくまで試合。ジェイが語るように、欧州のような生死をかけた“戦争”ではない。
サッカーに限らず、日本人は対戦相手をリスペクトし過ぎる面があり、記事では、
その心の持ちようが国同士の対戦においては問題点ともなりえると指摘している。