営業収入は8億4071万円と過去最高となった一方、営業費用も選手強化に伴い人件費などが増えたため、8億3853万円と微増。営業利益は218万円だった。
売上の内訳は、広告収入が前期比10%増の3億5118万円。試合時に掲示するピッチボードによる収入が伸びた。協賛社数は前期から3社増えて410社となったが、目標の500社には届かなかった。
入場料収入は前期比18%減の1億1114万円。ホーム戦の平均観客数は6557人と前期より1014人増えたが、新規サポーター獲得のために無料招待券を多く配布したのが響き、減収となった。
Jリーグの配分金は前期比95%増の1億5801万円。配分金の大半を占める放映権料はDAZN(ダ・ゾーン)の有料放送が今シーズン始まり、1億3500万円と前期比で7000万円増となった。
永田求社長は「来期は広告収入をさらに1億円増やし、ホームの平均観客数も7千人を目指したい」と話した。(後藤幸樹)
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