長谷川豊

セクハラを叩きのめすこの一方的な風潮は冤罪事件を生まないか心配だ。
2018/04/22 09:13 18
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たま助さんから下記メッセージが届きました。一部抜粋させていただきます。

「「はっきりした定義が欲しい」っていう男性側の気持ちも解らなくもないです。
「相手が不快に思ったらハラスメント」って、何気にかなりファジーですよね。
どんなに相手の気持ちを想像してみても、結局自分の主観や経験が物差しになるので、ずれる部分は必ず出てくる。

しかも最近の風潮だと、いきなり訴訟起こされる勢いだし、相手によって基準が変わるとなると何処に地雷があるか分からなくて怖いだろうなあ(笑) 」

はい、おっしゃる通りで、とにかく「いい加減」すぎるのが私には怖くてしょうがないんです。

「セクハラ」が社会問題化しています。
「セクハラ」と言われれば、テレビで、ネットで叩きのめして極悪人のように叩き潰してリンチしていい風潮です。
完全なメディアリンチ。完全なネットリンチです。

「だって『おっぱい見せて』とか言ってんだから最低な奴なんだぁぁぁぁぁ」

女性に対してそんな発言は引かれます。ドン引きです。そんなの分かってます。
でも、最近の「ハッシュタグミートゥー」って運動、本当にちょっと怖いです。
セクハラ。
何年も前のことを蒸し返し、
『私は被害者だー』
『私は大変な被害者だーーー』
と叫ぶ風潮を否定するつもりは毛頭ありません。『おっぱいさわらせて〜』なんてよくいい大人が言ったもんです。

でもね。

これらは当事者たちで解決すべきことだと考えます。
第三者は出来るだけ冷静に見たほうがいいと思うんです。

被害者なんです〜〜〜

そう叫ぶ女性を助けたいのは私も同じです。
でもそれが行き過ぎると、別の「被害者」が生まれる可能性があるのです。
我々がすべきは「冷静でいること」だと考えます。

そして、ここまで叩きのめしたいのであれば、それは法的整備をしっかりとした方がいい。
「イヤと言ったらセクハラ」
なんて、明日にでも冤罪を生み出せます。誰でも出来ます。なんとでも出来ます。