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アマ規則委徹底「捕手はミット動かすな」

野球のプロアマ規則委員会が9日に都内で行われ、アマチュア規則委員会は「キャッチャーミットを動かすな」運動を展開することを決めた。これは捕手が捕球直後、ミットをボールゾーンからストライクゾーン内に動かしてストライクのコールを狙う行為を戒めるもの。
日本では捕手の高度なテクニックと思われてきた向きもあるが、国際的には審判の目をあざむく卑劣な行為とされている。五輪など国際大会でも非難の的となっているという。

日本野球連盟の麻生紘二規則・審判委員長は「北京五輪で痛感したのは、日本の野球はマナーレベルがきわめて低いこと。審判は日本戦ではイライラしながら判定している」と話し、捕手の動作等が審判員に悪印象を与えていたことを認めた。
判定にマイナス面の影響があった可能性も否定できず、国内でも見過ごせない悪質な行為として周知徹底させる。3月にWBCを控えているプロ側は、両リーグ審判部と協議した上で、対応を決めるという。