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【サッカー】<西野朗・日本代表新監督>「実績」をどう評価すべきか?アトランタ五輪で大金星 Jリーグでは不振だった時期も
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垢版 |
2018/04/17(火) 07:01:56.06ID:CAP_USER9
先週、日本のスポーツ界を最も揺るがせたのはサッカー日本代表・ハリルホジッチ監督解任の報だろう。
ロシアW杯の開幕は6月14日、日本代表の初戦(対コロンビア)は19日。大一番のほぼ2ヵ月前の時点で断行された監督交代劇には多くのファンが衝撃を受けた。

昨年12月に行われた東アジア選手権の韓国戦は1−4で惨敗。今年3月にW杯を想定して行われた国際親善試合ではマリと引き分け、ウクライナには1−2で敗れた。
この結果はもちろん、チームがひとつにまとまっていないような試合ぶりには誰もが不安を抱いた。だから、仕方ないという見方もある。

しかし、本番まで時間がなさ過ぎる。こんな時期に指揮官が交代して、まともに戦えるのか、という新たな不安をファンは抱えながらW杯を迎えることになったのだ。

● アトランタ五輪で大金星 Jリーグでは不振だった時期も

チーム再生を託されたのは西野朗新監督。就任時、メディアでは監督としての優れた手腕が紹介された。J1リーグでは歴代最多の270勝していること、
代表監督としてはU23日本代表を率いて臨んだ1996年アトランタ五輪の1次リーグでブラジルを破る「マイアミの奇跡」を成し遂げたことなどだ(大金星をあげたうえに1次リーグで2勝する好成績を収めたものの得失点差で敗退)。

勲章はまだまだある。クラブ監督のキャリアをスタートさせたのは1998年の柏からだが、就任2年目には、それまで無冠だったチームをJリーグ杯優勝に導いた。
2002年からはガンバ大阪の監督を10年間務め、J1リーグ年間優勝1回、天皇杯優勝2回、Jリーグ杯優勝1回とJリーグを代表する強豪に育てた。
2008年にはアジアチャンピオンズリーグ(ACL)を制し、アジアサッカー連盟(AFC)からアジア最優秀監督に選ばれているし、Jリーグの最優秀監督賞も2回(2000年、2005年)獲得している。

執る戦術も預かるチームによって変える柔軟性がある。アトランタ五輪のU23代表では対戦相手との実力差を考え、堅く守ってカウンターを狙う戦い方で金星をあげたし、
得点能力がある選手が揃っていたガンバ大阪では攻撃サッカーを志向し成功を収めた。日本人監督としては屈指の手腕を持っているといえるだろう。

ただし、思うような成績を残せなかった時期もある。2012年には不振に陥った神戸をシーズン途中から指揮したが、チームを立て直すことができず16位。
2014年からは2年間、名古屋の監督を務めたが、9位、10位と中位で終えている。こうした結果から、調子を落としたチームを短期間で立て直した実績がないといわれていることも確かだ。

つづく

4/17(火) 6:00配信 ダイヤモンドオンライン
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180417-00167417-diamond-bus_all
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垢版 |
2018/04/17(火) 07:02:10.43ID:CAP_USER9
● 森保一、長谷川健太ら Jの名監督にも不振の時代が

 もっとも、率いたチームが好成績を収め、名監督と称えられた人でも、挫折を味わうことはよくある。Jリーグの日本人監督で指導力が評価された人に森保一氏(現U23日本代表監督)がいる。
2012年から6年間広島の監督を務め、3回リーグ制覇を成し遂げた。2015年のクラブW杯では準決勝に進出し、南米王者のリーベル・プレートを苦しめ、
3位決定戦では世界的名将スコラーリ監督率いる広州恒大に勝って世界3位に輝いている。だが、その2年後の2017年にはチームが絶不調に陥り、17位という散々な成績。不振の責任をとって辞任した。

 その森保氏に匹敵する実績を持つのが長谷川健太氏(現FC東京監督)。2013年、J2に降格したガンバ大阪の監督に就任し優勝。チームを1年でJ1に戻しただけでなく、
翌14年はリーグ戦、Jリーグ杯、天皇杯の3冠獲得という偉業を成し遂げた。その翌年もリーグ戦2位、天皇杯優勝、Jリーグ杯準優勝、ACLベスト4という好成績を残している。

だが、昨年のリーグ戦は黒星が上まわり、10位に終った。また、2015年から鹿島を率いた石井正忠監督は2年間でチームにリーグ戦、Jリーグ杯、天皇杯の3つのタイトルを導いたが、3年目に失速。
現在監督を務めているJ2大宮でもチームを立て直せず下位に低迷している。

もっとも、日本に来た外国人監督には在任期間中、好成績を維持した人はいる。1994年から2年間名古屋の監督を務めたアーセン・ベンゲル氏(現アーセナル監督)、
2000年から6年間鹿島を率いたトニーニョ・セレーゾ氏、2004年から3年間浦和を率いたギド・ブッフバルト氏、2007年から5年間鹿島の監督を務めたオズワルド・オリヴェイラ氏などだ。
ただ、鹿島のセレーゾ氏とオリヴェイラ氏は最後の2シーズンはリーグ戦で上位に食い込んだものの優勝は逃している。名監督といわれる人でも常勝は難しいのだ。



● 世界的な名監督にも不調 勝ち続けるのがいかに難しいか

 これは世界的な名監督として名を轟かせている人も同様だ。たとえば2002年日韓W杯で優勝したブラジルを率いたスコラーリ監督。
2014年ブラジルW杯でもブラジルの監督としてチームを準決勝まで導いたが、ドイツに1−7という大惨敗を喫し、地元での優勝を期待したブラジル国民を激怒させた。
また、2006年ドイツW杯で優勝したイタリアを率いたマルチェロ・リッピ監督も名指導者の誉れ高いが、2010年南アW杯では1次リーグで1勝もできずに敗退。イタリア国民から非難を浴びた。

 ごく少数ではあるが、そうした傷を負ったことがない名監督もいる。チェルシー、インテル・ミラノ、レアル・マドリードなどを率い現在はマンチェスター・ユナイテッドの監督を務めるジョゼ・モウリーニョ氏や
バルセロナ、バイエルン・ミュンヘンを経て現在はマンチェスター・シティの監督を務めるジョゼップ・グアルディオラ氏、代表監督ではドイツの監督を務め、2014年ブラジルW杯を制したヨアヒム・レーブ氏などは、チ
ームを低迷させたことがない真の監督といえるだろう。ただ、それは率いたチームが才能あふれる選手ばかりで、もともと強いということもあるはずだ。
強いチームでも歯車が狂うと勝てなくなることはある。そうならないようチームをマネジメントする手腕がこうした名監督にはあるのだろう。

 いずれにしてもサッカーで勝ち続けること、チームの良い状態を維持することは至難なのだ。ちょっとしたことでチームの状態は良くもなるし、悪くもなり、それが結果に表れる。
多くの監督はその難しさに頭を悩ませ、多かれ少なかれ傷を負いながら監督をしている。

 日本代表の再生を託された西野監督に対する評価にはポジティブな要素もある反面、ネガティブな要素もあるが、今はそれらも参考にならない事態にあるといえる。
ファンとしては直前の監督交代というショック療法がチームを良い方向に向かわせることを信じて、見守るしかないのではないだろうか。

 (スポーツライター 相沢光一)




















写真
https://lpt.c.yimg.jp/amd/20180417-00167417-diamond-000-view.jpg
0003名無しさん@恐縮です
垢版 |
2018/04/17(火) 07:03:18.64ID:/uih15pF0
これを見ると、Wカップ前の親善試合がいかに参考にならないかというのがよくわかる

岡田のWカップ前10試合    
vsベネズエラ H △
vs中国 H △
vs香港 H ○
vs韓国 H ●  本戦ベスト16
vsバーレーン H ○
vsセルビア H ●
vs韓国 H ●  本戦ベスト16
vsイングランド N ●  本戦ベスト16
vsコートジボワール N ●
vsジンバブエ N △

本戦ではベスト16進出

ザックのWカップ前10試合
vsグアテマラ H ○
vsガーナ H ○
vsセルビア A ●
vsベラルーシ A ●
vsオランダ N △  本戦3位
vsベルギー A ○  本戦ベスト8
vsニュージーランド H ○
vsキプロス H ○
vsコスタリカ N ○ 本戦ベスト8
vsザンビア N ○

本戦はグループ最下位で敗退

『ザックとハリルのアジア予選全成績』
(ガチ試合で比べりゃザックより上)

ザック(3次予選・最終予選)
14試合で8勝3分3敗 勝率57%
ハリル(2次予選・最終予選)
18試合で13勝3分2敗 勝率72%

全試合勝率
ハリルさん:38試合21勝9分け8敗 55%
アギーレさん:10試合6勝2分2敗 60%
ザックさん:55試合30勝12分13敗 54%
岡ちゃん:50試合26勝13分11敗 52%
オシムさん:19試合12勝4分3敗 63%
ジーコさん:72試合37勝16分19敗 51%

W杯開催年になってから監督を解任した国
1998年 イラン、南アフリカ
2002年 ナイジェリア
2010年 ナイジェリア、コートジボワール
結果は全部1次リーグ敗退
ちなみにアフリカはこの時期にネーションズカップがあったから、解任が不可解と言うわけでもない
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